忍者ブログ
doramaちゃんねる★色声機械メインです
| Home | About | SS*色声機械 | SS*未来形色声機械 | SS*L/maki | 他*イロイロ | イタダキモノ | Other |
[364]  [363]  [362]  [361]  [360]  [359]  [353]  [358]  [356]  [357]  [355
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

色声機械*62


れた日は・・・


 


「やっと晴れた!」


閉め切ったカーテンを勢い良く開けると真っ青な空が目に入った。
一週間ぶりに晴れた事もあって布団を干して、それから家を飛び出した。
行き先は一つ。




「ロボ、いるー!!」
勢い良く開けてロボの家に上がり込む。
「まだ寝てるし!」
カーテンが閉められた薄暗い部屋。
ズカズカと進みベッドの堺のカーテンを開けるとそこには布団に潜り込むこの部屋の主。

「起きなよ、すっごい天気いいんだから」

ぽすぽすと布団を叩くと『ん~』と唸り声をしながらモゾリと動いた。

「・・・にこ、はやいよ」
掠れた声のロボに『早くないって』と言うと、
「あ、さがたまで・・・プラモ作ってたから・・・ねむ・・・い」最後は言葉になっていなかった。
でもそんなの関係ない。
私はロボの布団を掴むと「エイッ!!」と勢い良く引っ張った。

「うわぁっ」

突然無くなった布団にロボは慌てふためいた。
「ひどい、ニコの悪魔ー!」
「うっさい!」
ぶつくさ言うロボを一喝し、
「今日は天気いいから布団干すの。だから早く起きてよ」
ロボの腕を掴むとグイッと引っ張った。
だけど、なにを考えてるのかロボは逆に引っ張った。

「きゃっ!!」

力いっぱい引っ張られて、わたしはロボの上に倒れこんだ。

「あれ~、一緒に寝たいの、ニコは」
なんて意地悪そうに笑った。

「違っ!ロボが引っ張るから・・・ンンッ」
唇に柔らかい感触。
それと同時に生暖かいモノが唇を割って、口内に進入した。
その気持ちよさに、

「・・・んぁっ・・・」

イヤらしい声が思わず漏れて、途端に全身が火照る。

暫くしてロボが放してくれたけど、まともにロボの顔が見れなくなっていた。


「ニーコッ。・・・・一緒に寝よっか?」
ロボの囁きが更に全身を、脳内を甘く痺れさせる。




せっかくの晴れの日なのに・・・・
頭の片隅でそんなことがちらついた。
PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Powered by Ninja Blog Template by CHELLCY / 忍者ブログ / [PR]