doramaちゃんねる★色声機械メインです
セ/ク/ロ/ボ*ロボ/ニコ
*男の事情*
*男の事情*
「あのさ~…」
ベッドに転がって、その辺にあったロボット雑誌をペラペラ捲りながらロボに声を掛けた。
「ん~…何~?」
返事をするが、ロボの視線はテレビに釘付け。
昨日から始まったロボットアニメを繰り返し見ている。
なにが面白いんだろ…
最初の一回目はロボと一緒に見た。だけど二度目の再生の時にはベッドへ来ていた。
特に用事はないけど、話しかけたのは、かまって欲しくて。
でも上の空な返事。
もういい。
ロボに「べー」ってして、再び雑誌を見ようとした時。ふと、目に入ったのはテレビ。
普段見ているのじゃなくて、ベッドの足元にある小さなテレビ。
「なんかドラマやってるかなぁ~」
ハイハイの格好でテレビの電源を入れようと手を伸ばした途端。
「ストーップッ!!!」
今さっきまでロボットアニメを見ていた筈のロボに後ろから羽交い締めされた。
「んなっ!?」
何事かとロボを睨めば、
「な…なにしてんの?」
「テレビ見るの」
「な、なにを?」
「さぁ?適当に……さっきからなに?変だよ、ロボ」
明らかにおかしい。
羽交い締めしたままいつまでも離さないし。
「…テレビ見ちゃダメなの?」
「そんな事ないよ」
「じゃあ、いいじゃん」
無理やりテレビの電源を入れようと手を伸ばした。けど、今度はその手を掴まれて、
「本当に、ほんと~にテレビ?」
ってしつこいから。
「だ・か・らっ!!そう言ってんじゃん」
少し怒り口調で言ったら、パッと手を離してくれた。
「絶対にテレビだけだよ!!」
って言いながら。
…
一体何だったんだろう。
少し謎だけど、たいして気にも止めず、ちょうど映った再放送のドラマを見始めた。
*******
ロボも男なんですよ。
解りますか?男の事情ですよ。←昔を思い出して書きました(笑)
結局、更新しちゃったvv
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