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doramaちゃんねる★色声機械メインです
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今日は一気にアップします。
明日は娘の音楽教室なのでパソコン出来るかも微妙なので。

そうそう。
昨日セクロボDVD-BOX予約しました。初回特典とかあるのかなぁ~と期待しつつ。
でも映像特典って言われたら、それだけでときめくじゃないかっ!?
ドラマでここまでハマったのは…学生の時みた、『竜馬におまかせ』以来かも。


voice8*部屋 *



「じゃあ、むーちゃん明日ね」
携帯を閉じるとベッドに寝転んだ。
途端、開けっ放しの窓から様々な声が聞こえる。
なに食べようかとか明日は試験だとか。
そして私はその声をぼーっと聞きながら、いつの間にか寝ていた。



「ゴメン、ニコッ!!」
むーちゃんが両手を合わせて頭を下げた。
「今日の帰り、だめになっちゃった」と申し訳なさそうに何度も頭を下げた。
「いいよ、むーちゃん。気にしないで。
ほら、早く行かなきゃ間に合わないよ」
笑ってバスに乗り込む、むーちゃんを見送った。 

「…さて、どぉしよっかなぁ」
帰りは遅くなると言った手前、家には帰り難い。 
するとどーやって時間を潰すか…

「あ…。ロボんち行ってみよ」 

ふと思いついたのがロボだった。
もしかしたら着く頃にロボも帰って来るかもしれない。
そしたら夕飯を作ってあげよう。
「買い物してこ~っと」私はロボんち近くのスーパーへ寄ることにした。


「ローボー…」
呼び掛けても返事はない。
携帯を開いて時間を見ればまだ5時を過ぎたばかり。流石にまだ帰ってないよね。
私はスーパーの袋をドアノブにかけ、階段に座った。暫くすると、カンカンカンと階段を上がる音がした。
「ロボッ!!」
パッと顔をあげると、階段をあがってきたおばさんと目があった。
「あ、すみません」
ロボじゃなかった。
おばさんは「うふふ」と笑いながら隣の部屋に入って行く。
私は恥ずかしくて顔を隠すようにうずくまった。早く帰ってきてよ~、ロボぉ。 

何度願ったんだろう。
すると、
「あれ~、ニコ~?」
平和そうなロボの声が私の名前を呼び、
「どうしたのさ、こんなトコで~」
不思議そうに小首を傾げた。


「…だったら電話かメールすればいいのに。バカだなぁニコは~」
…そうだった。ロボに言われて気が付くなんて。
「うわぁ~、自己嫌悪」
1人悶々としていると、
「あ!そうだ。…確かこの辺に~」
ロボが何かを思い出した様に引き出しの中を探し出した。暫くして、
「あったぁー!!」
ロボが嬉しそうに近寄ってきた。そして私の目の前に銀色に輝くカギを出した。
「ニコにあげよう」
何故誇らしげ?
なんて思いつつカギを受け取った。
「これで待ちぼうけしなくて済むでしょ~」
満面の笑みのロボ。
合い鍵を渡すって…意味分かってるのかな。

ってロボがそこまで考えるワケないか。 
だけど…
手のひらで光るカギを見ていると、
何だかくすぐったい気持ちでいっぱいになった。


*******
私も欲しい…合い鍵。貰ってみたい~
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