doramaちゃんねる★色声機械メインです
日々携帯でちょこちょこ打っている私。
携帯だと文字数に制限があるのでアップ前にかなりパソコンで手直し。
…余計手間掛かってないか?
と気がついた今日この頃。
セクロボの主題歌を買うとドルフィンブルーの主題歌も付いてくる。
見たいなぁ…泳ぐ松ケンvv
セクロボの主題歌は聴く度に切なくなってしまう…きゅんって。
voice1*ひとつだけ *
ここへ来る途中に買ってきた期間限定プリン。メロンとマンゴーの2種類あって、両方とも味見したくて。
かと言って2個も食べる勇気もなくて…
だからロボと半分こづつするつもりで買ってきた。
「入るよ~」
返事が無いのは気になったけど、カギが掛かってないから勝手に部屋に入る。
途端。
「ニコ~…助けて」
なんとも弱々しい声。
見ればロボは額に熱冷ましのシートを貼り付けてベッドに寝ていた。
「やだ、ちょっとロボ。風邪ひいたのっ!?」
慌ててベッドの傍に寄った。青白い顔のロボが「へへっ」と情けない笑いを浮かべて、
「今社内で風邪流行ってて…うつったみたいだね~」
「だね~って、人事みたいな言い方して」
温くなったシートを剥がし、ロボの額に手のひらを当てる。
「微妙にまだ熱あるね」
テーブルに転がってる新しい熱冷ましのシートをロボの額に貼った。
「はぁ~気持ちぃ~…」
なんとも幸せそうなロボ。
「具合悪いならメールでもしてくれればいいのに。そしたらもっと栄養あるもの持ってきたのに」
テーブルに置きっぱなしのプリンの箱を冷蔵庫に入れた。
ついでに見た冷蔵庫の中には…ろくなものが無い。
「…もしかして、何も食べてないの?」
「お金無いから~」
へらっと笑うロボ。
いつものことだけど…情けない。
「もぉっ。
じゃあ何か作ってあげるから」
もう一度スニーカーを履き直すと、
「ロボ。なにか食べたいものある?」
「ニコが作ってくれるなら何でもいいよ~。
ただ…」
ロボがなんだか言い辛そうにしている。
「ただ、なんなの?」
「ただ…ひとつだけいい?」
「うん、なに?」
「寝るまでそばに居てくれる?」
ロボが言った言葉の意味を理解するのに数秒掛かった。
理解出来た瞬間、自分の体温が急上昇した。
「…ば、バカ言わないでよ!熱あがったんじゃないッ!?」
勢い良く部屋を飛び出して、これまた勢い良く階段を駆け降りた。
商店街ですれ違う人が不審がるくらい顔が火照ってる。
…バカロボ。
甘えていいのは病気の時だけなんだから。
「って。ロボ、病人だった…」
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病気の時は寂しいのです。一人暮らしなら尚のこと。
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